そんな、べんちゃーな?

ボーイスカウトのVS隊長のべんちゃーな話

豊中20団

【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!最終日100km

2018年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2018.05.05
天候:晴れ
場所:淡路島
出発:立川オートキャンプ場
到着:千里中央駅
ルート:立川オートキャンプ場→シームーン → 岩屋港→明石港→千里中央駅
Map:
国土地理院の大きな地図でみる

GPSの電池が途中で切れてしまったのでシームーンのところまでの記録となった。

参加:7名
[20団VS隊] 7名 れいじ、たかゆき、あき、ゆい、かんた、はるき、がくと
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長、段中CS副長
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●プログラムの概略(スカウトが立案したプログラム)
一日目(3日) 走行距離100km(千里中央から明石まで54km)
・朝5時の始発で男子は自転車で千里中央を出発。R171からR2を通って明石港へ。走行距離は54km。
・女子は、7時に西丘小学校に集合し、前夜に預けてあったスカウトのザックとテントを伴走車に搬入。
その後、電車を使って明石港まで移動し、男子と合流。
・サポート車は、岩屋港へ先回りしてスカウトの到着を待つ。
・全員、ジェノバラインというフェリーで岩屋港へ。リーダーと合流。
・女子は岩屋観光案内所でレンタサイクルを借りる。
・昼食後に反時計回りで出発。慶野松原キャンプ場に向かい、1日目はそこに宿泊する。

二日目(4日) 走行距離 60km
・慶野松原キャンプ場を出発し、道の駅「うずしお」へ。
・ハンバーガコンテストで1位になった「淡路島オニオンバーガー」を食べる。
・そのまま、海岸通りを自転車で走り、水仙郷とある立川オートキャンプ場へ向かう。2日目はそこで1泊する。

三日目(5日) 走行距離100km(明石港から千里中央まで54km)
・キャンプ場を出発して、20km走行し、「シームーン」でパドリングを実行する。その後、岩屋港へ向かう。
・女子は、岩屋港で自転車を返す。
・スカウトは全員で明石でお昼ご飯を食べる。
・その後、男子は自転車で千里中央へ向かう。女子は電車で千里中央へ。
・リーダー車は、岩屋港から千里中央へ向かう。
・千里中央駅前で全員が合流する。

この計画を立案、実行することで全員が技能章の「自転車章」の取得を目指す。

参考:
2018.05.03 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!1日目100km
2018.05.04 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!2日目60km
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■0540 起床
起床予定は午前6時だったが、早く寝たのと、寒くて目覚めたのだ。
はっきり言って「寒すぎる」。油断していた。ここはまるっきり山だ。
5月にもかかわらず3月下旬並みの寒さだった。
早速、お湯を沸かしてコーヒーを飲むと少し体が温まった。
20180505-05

マイバーナーで朝食

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この自転車で千里中央まで帰る

■0630 テント干し
今日のメインはパドリングなのだ。今回のプロジェクトのメインともいってよい。
「シームーン」なるレジャー施設に行ってパドリングをやる。

パドリングを楽しんだ後に、千里中央まで自転車で帰らなければならない。
遊ぶ時間を少しでも長く確保するためには早く出発する必要がある。

ところが、なかなかテントが乾かない。
なぜ?
そう、ここは山間なので朝のうちは日光がささないのだ。困った。
しかたなく、日が射しているナゾのパラダイスの建物の前までテントを運んだ。
太陽は偉大だ。ものの15分ほどでテントが乾く。
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テントの裏は湿気でベタベタ

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でかいヘキサゴンテントはみんなで干す

■0730 出発
あれほど、怪しいといっていた施設の管理人のおじさんが、スカウトたちの自転車を軽トラに乗せて入り口まで運んでくれるという。
前日におじさんがわざわざサイトまでやってきて申し出てくれたのだ。
なんて、親切なんだ。ラッキー!
スカウトたちは喜んだ。この坂は尋常な坂ではないのだ。
ざっと見積もって高低差80メートル。斜度18度。自転車を持ち上げるようにして押して上がらないといけない。
軽トラで2回にわけてスカウトたちの自転車を運んでもらった。
荷台で自転車が落ちないように同乗したスカウトがスリリングな体験を喜んでいる。

いっしょにキャンプをした神戸のベンチャースカウトたちにお別れを言ってから出発した。
17NSJで会おう!

17NSJで会おう!

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軽トラに自転車を載せて上ってもらう

今日もいい天気だ。
幸運に恵まれている。念の為、キャンプサイトのゴミチェックをする。
さあ、我々も出発しよう。
次は、20km先の水分補給地点だ。
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車には荷物が満載

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走行中のスカウトをとらえた

■0920シームーン
スカウトたちは9時までに着きたいと考えていたようだが、10時からの営業だった。
着替えていたらちょうと10時くらいになるからいいだろう。結果オーライだ。

ところが、受付の人の話では、期待していたパドリングはできないそうだ。
海は凪いでいるようにみえるけど、風が強いとか。
どうする?スカウトたちは相談の結果、バナナボートに乗ることにした。

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パドリングができないとなったら何にする?

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とにかく救命胴着はつけないといけない

GWの5日。一番乗りでやってきたスカウトたち。
係の方がどこから来たのかと尋ねたので千里中央から自転車で。と答えると目を丸くしていた。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


さっそく、4人チームと3人チームに分かれて乗船する。
モーターバイクのパワーを考えるとそのほうが良いのだそうだ。
スカウトたちには、運転中の手の合図を教えている。スピードアップとダウンのサインだ。
バイクの音が大きいので声は届かない。
だから、運転中に手で合図するから、良く見とけよと言うことらしい。
気をつけないと、途中で海に落ちても気が付かずに先に進むことだってあるらしい。
けっこうおどされて(笑)、ビビらされるのであった。

しかし、いざ、スタートしてみたら、女子の絶叫は出るわ。男子の叫びは出るわで興奮マックス。
1回あたり15分くらいか。ちょっと、サービスしてくれて大回りをしてもらった。
顔の見分けがつかないくらい遠くまで海の上を走っていく。絶叫する声だけがかすかに聞こえる。
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絶叫マシンに匹敵する?

20180505-11_

振りほどかれないように必死につかまる


■1110出発
もう、十分堪能しただろう。観ているこっちも疲れたぜ。
紫外線が半端ない。きっちり、日焼けしてしまった。
名残惜しいが、帰ろう。
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インスタ映えしてみる

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さあ、帰ろう!


■1300岩屋港
先に岩屋港で待機していた支援車。地図でスカウトたちの位置を確かめながら今か今かと待つ。
時間を見ると1320のジェノバラインにギリギリ間に合うのだ。
やがて、歩道を走る姿がかすかに視界に入ってくる。頑張れ!

ゴーーール!
淡路島一周だ!女子は岩屋港まで150kmも走った。
それも20インチの自転車で。これはこれですごいと思う。
めちゃめちゃ喜んでいた。
おめでとう!女子高生はトライアスロン部でもない限り、自転車でこんな距離は走らない。
男子はまだまだ、これから60kmほど走らないといけない。

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女子、感動のゴール!

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全員で淡路島一周をフィニッシュ!

■1320岩屋港
レンタルサイクルを岩屋観光案内所に無事返却。
係のおばさんは、なにか感動したようですごく喜んでくれた。
ぎりぎり、1320のジェノバラインに間に合った。これを逃すと1時間後だ。
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無事、自転車を返却

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ジェノバラインで明石港へ

■1340明石港
スカウトたちはここで昼食。
我々は、先に西丘小学校に戻り、荷物を搬入する。
まだ男子は、60kmあるが地図で位置は把握している。
ゴールになったら迎えに行こう。
■1500明石出発(スカウト)
なんとゆっくりしていたんだろう。到着は8 時頃になるかもしれない。
と、危惧していたが、なんのことはない。ものすごい速度で帰ってきているではないか。
女子がいなくなった分、ロードバイク主体の自転車隊になっているので時速が上がっているのだ。
怪我をしないようにと心配するが、リーダーのれいじは昨年もおなじような状況を経験しているから制御できるだろう。
■1640三宮
早いなあ。もう、三宮か。
■1730芦屋
同じ時刻に女子は千里中央に到着する。
■1845軍行橋
■1930千里中央駅
先についた女子とともに最終地点で待つ。
地図の位置がぐんぐん近づいている。

やがて。

ゴーーーーーーーール!!!
男子、260km完走! やったな。

みんなの笑顔が広がる。
実際はもっと走っているだろう。
男子も女子もよく頑張った。
プロジェクトの成功、おめでとう!

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全員でガッツポーズ!



[感想]
[1] パンク修理や自転車整備はしっかりと修得しておいてよかった。
[2] 長距離を走るにしたがい、自転車の漕ぐペースが安定してきたように思う。
[3] 安全対策は必須。スマホによる位置共有は役に立った。
[4] スマホの電源対策は必要。すぐに電池がなくなる。
[5] 今回で2回めとなる淡路島一周だが、二日目のキャンプ地はもう少し先まで足を伸ばしてもいいかもしれない。最終日の走行距離を短くできる。
[6] 自転車の種類によっては、女子でも男子と同じように走れると思う。女子にはまだまだ体力に余力があった。1日あたりの走行距離を考えればいける。
[7] 大量の汗をかく活動なので1日目にお風呂に入れたのは衛生面においても良かった。
[8] なかなか楽しいプロジェクトであった。機会があれば、またトライしたい。今度はリーダーも自転車で。←それは体力的に無理か


【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!2日目60km

2018年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2018.05.04
天候:晴れ (途中で局地的な通り雨)
場所:淡路島
出発:慶野松原キャンプ場
到着:立川オートキャンプ場
ルート:慶野松原キャンプ場→道の駅あわじ → 立川オートキャンプ場
Map:
国土地理院の大きな地図でみる

GPSの電池が途中で切れてしまったのでシームーンのところまでの記録となった。

参加:7名
[20団VS隊] 7名 れいじ、たかゆき、あき、ゆい、かんた、はるき、がくと
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長、段中CS副長
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●プログラムの概略(スカウトが立案したプログラム)
一日目(3日) 走行距離100km(千里中央から明石まで54km)
・朝5時の始発で男子は自転車で千里中央を出発。R171からR2を通って明石港へ。走行距離は54km。
・女子は、7時に西丘小学校に集合し、前夜に預けてあったスカウトのザックとテントを伴走車に搬入。
その後、電車を使って明石港まで移動し、男子と合流。
・サポート車は、岩屋港へ先回りしてスカウトの到着を待つ。
・全員、ジェノバラインというフェリーで岩屋港へ。リーダーと合流。
・女子は岩屋観光案内所でレンタサイクルを借りる。
・昼食後に反時計回りで出発。慶野松原キャンプ場に向かい、1日目はそこに宿泊する。

二日目(4日) 走行距離 60km
・慶野松原キャンプ場を出発し、道の駅「うずしお」へ。
・ハンバーガコンテストで1位になった「淡路島オニオンバーガー」を食べる。
・そのまま、海岸通りを自転車で走り、水仙郷とある立川オートキャンプ場へ向かう。2日目はそこで1泊する。

三日目(5日) 走行距離100km(明石港から千里中央まで54km)
・キャンプ場を出発して、20km走行し、「シームーン」でパドリングを実行する。その後、岩屋港へ向かう。
・女子は、岩屋港で自転車を返す。
・スカウトは全員で明石でお昼ご飯を食べる。
・その後、男子は自転車で千里中央へ向かう。女子は電車で千里中央へ。
・リーダー車は、岩屋港から千里中央へ向かう。
・千里中央駅前で全員が合流する。

この計画を立案、実行することで全員が技能章の「自転車章」の取得を目指す。

参考:
2018.05.03 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!1日目100km
2018.05.05 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!最終日100km
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■0600 起床
さわやかな朝を迎えた。テントのなかからスカウトたちの声が聞こえる。
ウンとひとつ背伸びをしてからテントから這い出した。少し肌寒い。

浜辺まで出た。瀬戸内海がさわさわと波打っている。湖のようだ。
遠くに風力発電の風車がクルクル回っている。
女子たちは浜辺にたたずみ、男子はすでにコッヘルでお湯を沸かしている。
海辺で朝食とはいい感じ。どうやらカップ麺を食べるようだ。
他のスカウトはテントの中で食事をしている。

浜辺でカップ麺を食べる

浜辺でカップ麺を食べる

海辺のピース

めっちゃ爽やかな朝だ

われわれも洗面をすませて食事の支度にとりかかる。
といっても、コーヒーとパンだけの簡単メニュー。

同時に、テントの乾燥作業を行う。
スカウトたちもテントの乾燥作業を手際よく処理している。

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簡単な朝食

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ヘキサゴン式のテントの乾燥作業

■0640リーダーを迎えに出発
遅れて参加するYリーダーを岩屋港まで迎えに出発した。
現地を始発電車で出発したので岩屋港には7時半ごろのジェノバラインで到着するという。
8時過ぎにはキャンプ場へ戻ってくるだろう。

■0800撤収
そうこうしているうちに、スカウトたちは、テントをあっという間に撤収してしまった。
ザックの準備も終わっていつでも出発できる。
ボーイスカウトはこういうところが手慣れてるなあ。と、Dリーダーが感心する。
Yリーダーもすでに到着している。

■0830 出発
今日は比較的アップダウンのきついコースを走る。
まずは、20kmほどの先にある道の駅「うずしお」を目指す。
あまり、早く出発してしまうと2時間ほどで道の駅に到着してしまう。
お昼兼用でバーガーを食べる予定なのでゆっくり出発するらしい。
出発もスカウトが決めることなので、私は見守るだけだ。

体調はどうかと確認したところ、みんな大丈夫だとのこと。笑顔もあるし、顔色もよい。
くれぐれも安全走行に気をつけるように。はい、わかりました。

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テントが乾くまでの間、しばし、時間つぶし

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さあ、出発だ

■0845ゲリラ豪雨!
彼らが出発してから15分ほどして、ゲリラ豪雨となった。
ザックなどの荷物は車につみこんだ直後だった。セーフ!
スカウトたちは大丈夫だろうか。雨は10分くらいで通り過ぎて行った。やれやれ。
さあ我々もスカウトを追いかけよう。
淡路島の南の方の道路は道幅が狭くてアップダウンが激しいのが特徴。
しかも道はくねくねと曲がっていて見通しが悪い。
やがて、車は彼らに追いついた。

女子は自転車を押して歩いている。
頑張れよーと、気楽に声をかけて一足先に緑の道しるべの阿賀野公園まで足を伸ばした。
ここでスカウトたちが来るの待つ。

■0950阿那賀公園
さっきの雨はなんだったのか。天気は、嘘のように晴れている。
遠くに四国や鳴門海峡大橋が見える。この公園で磯に降りて遊ぶことができるようになっている。
車椅子でも降りることができるのが素晴らしい。しばし、休憩。

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雨で全身ずぶ濡れ!

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緑の道しるべ阿那賀公園で一息

■1046 道の駅うずしお
道の駅に到着した。駐車場がいっぱいだったが、たまたま1台出庫したので駐車できた。
スカウトたちは今頃、急な坂を必死で上ってきているところだろうな。
道の駅は観光客で溢れている。みんな、鳴門の渦を見に来ているか、淡路島バーガーを食べに来ているに違いない。
んなことを考えていると、ベンチャー自転車部隊がやってきた。
あの急坂を立ちこぎで登りきってきたのだ。体力あるなあ。で、女子は?
(自転車を押しながらやってきた)

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気温も上昇。女子はどうした?

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これが、バーガーだ!600円は高いか安いか

■1200 バーガー昼食
淡路島玉ねぎバーガーは何でもコンテストで全国一位と二位になったらしい。
そのコンテストって何やねん。というツッコミはどこにもなく。ただただ1位と2位らしい。
そんな話とは別に長蛇の列が出きつつある。ともかくだ。食べてみないと話にならない。
我々は比較的前のほうに並ぶことができたが、みるみるうちに長蛇の列になる。
30分ほど待って。ゲット。スカウトたちは大きなバーガーを2つ食べる様子。

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何を食べるのかを検討しながら並ぶ

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これが、淡路島バーガー

女子は景色を眺めながら仲良く食べている。男子はガツガツ食い終わったような感じだ。
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遠く四国を見ながら食事する女子

一気に食べ終わった男子

食べ終わって、どっと疲れた感を出す男子

■1200 展望所
バーガーを食べ終わったので、全員で鳴門海峡大橋の展望所まで歩いて行く。
展望所からは鳴門の渦が見えるが今は干満の差がない時なのであまり大きな渦は見えない。
しかし、瀬戸内海を一望できるので晴れやかな気持ちになる。

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展望所からみた鳴門の渦

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めっちゃ晴れてる。しまなみ海道を思い出す。

■1215出発
さあ、いこか。今日のキャンプ地に。
途中までは平坦な海岸沿いの道だが、キャンプ場手前で急な坂道があって、そこが一番しんどいところだ。
我々は今晩のバーベキューの食材を調達するために、南あわじにあるイオンに行く。
そこで、必要な食材や炭を購入する。飲料水も同じく。
腹をすかせたスカウトたちに食べさせる肉を買うのだ。
支援車にもそれなりの仕事がある。
まったく別方向なのだが、スカウトたちの位置はスマホで確認している。

■1400 給水
単調な道が続くが、晴天のため、アスファルトには熱がある。
熱中症には十分気をつけないといけない。
スカウトたちと合流するであろう場所で待ち受ける。
やがて彼らの姿を捉えた。水分を補給するために車を停める。
10分ほどで彼らは出発した。あと、25kmほど自転車で走らないといけない。
このペースだと5時前くらいになるだろう。
県道76号線を西へ走るのだ。20kmほど走るとやがて急な上り坂となる。
今回のプロジェクトでは、一番の難所である。
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道の駅あわじを出発するところ

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途中の給水ポイント

■1630 キャンプ場
高低差100mほどの県道76号線を登りきったところに「立川オートキャンプ場」への看板が見える。
そこから、滑り台を上から見たような坂道を80メートルほど下る。
そこに、今日宿泊する予定の「キャンプ場」があるのだ。
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キャンプ場への案内

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こ、ここは!

そうなのだ。探偵ナイトスクープで紹介された「謎のパラダイス」という怪しい民俗館が併設されているのだ。
はっきりと思い出した。テレビで見たことがある。オートキャンプ場とあるから、疑いもしなかった。
しかし、このあたりで他にキャンプできる場所はないのだ。
なんという不思議な場所だ。このブログで詳細に報告できないが、キャンプ場とはなんの関係もない。

と、思っていたら、ボーイスカウトらしき団体が自転車でやってきた。
聞くと、神戸のベンチャー隊らしい。
引率のリーダーに話を聞くと、下見をしたけど適当な場所は他になく、ここしかない。とのことだった。
やっぱりね。

やがて、スカウトたちがわあわあ言いながら降りてきた。
Gスカウトが、隊長!ここは、ちょっとやばいっすよ。という。
そんなことは百も承知だ。笑顔で答える。そう、ちょっと変なキャンプ場だな。

とりあえず、テントを設営しろ。隣の神戸の団に挨拶にいけ。

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やったー。この坂、やばいって!

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隊旗を立てる

■1730 バーベキュー
遠くに瀬戸内海が見える。周囲は山に囲まれていて、映画「風の谷のナウシカ」に出てくる風の谷のようだ。
風は、山から海へと吹き下ろしている。
入り口から、このキャンプ上までは高低差80メートルはある。
これを自転車では乗ったまま登れない。斜度は18度くらいありそうだ。

まあ、しかし、いいところだ。腹が減ってきたのでバーベキューにしよう!
スカウトたちに異論はない。
リーダーとスカウトのコンロは別にしてある。
君たちは自分でやりなさい。はーい。

楽しそうに食べてる、食べてる。今日の走行距離は約60kmだった。

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少しだけ瀬戸内海が見える

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カロリー補給には肉が一番効果的

■2030 他団と交流
スカウトのいいところは、すぐに他の団と仲良くなれることだ。
どうやら同じ高校1年生らしい。今年のジャンボリーにも参加するそうな。
さっそくラインを交換していた。
スカウトは友情に熱い。か。

■2100就寝
周りは漆黒の闇である。電灯などはない。星空が目の前に迫ってくる。
キョンとかん高く鳴く鹿の声が響く。季節柄か虫の鳴き声はしない。
もう、寝るしかない状況だ。
スカウトも疲れたのだろう。すぐにシーンとなった。
今日で累計160km。明日が一番要注意。怪我をするのは最終日が多いのだ。
などと考えていたら、いつのまにか私も眠りに落ちてしまった。

【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!1日目100km

2018年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2018.05.03
天候:晴れ
場所:淡路島
出発:千里中央
到着:慶野松原キャンプ場
ルート:千里中央→明石港 → 岩屋港→ 慶野松原キャンプ場
Map:
国土地理院の大きな地図でみる

GPSの電池が途中で切れてしまったのでシームーンのところまでの記録となった。

参加:7名
[20団VS隊] 7名 れいじ、たかゆき、あき、ゆい、かんた、はるき、がくと
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長、段中CS副長
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●プログラムの概略(スカウトが立案したプログラム)

一日目(3日) 走行距離100km(千里中央から明石まで54km)
・朝5時の始発で男子は自転車で千里中央を出発。R171からR2を通って明石港へ。走行距離は54km。
・女子は、7時に西丘小学校に集合し、前夜に預けてあったスカウトのザックとテントを伴走車に搬入。
その後、電車を使って明石港まで移動し、男子と合流。
・サポート車は、岩屋港へ先回りしてスカウトの到着を待つ。
・全員、ジェノバラインというフェリーで岩屋港へ。リーダーと合流。
・女子は岩屋観光案内所でレンタサイクルを借りる。
・昼食後に反時計回りで出発。慶野松原キャンプ場に向かい、1日目はそこに宿泊する。

二日目(4日) 走行距離 60km
・慶野松原キャンプ場を出発し、道の駅「うずしお」へ。
・ハンバーガコンテストで1位になった「淡路島オニオンバーガー」を食べる。
・そのまま、海岸通りを自転車で走り、水仙郷とある立川オートキャンプ場へ向かう。2日目はそこで1泊する。

三日目(5日) 走行距離100km(明石港から千里中央まで54km)
・キャンプ場を出発して、20km走行し、「シームーン」でパドリングを実行する。その後、岩屋港へ向かう。
・女子は、岩屋港で自転車を返す。
・スカウトは全員で明石でお昼ご飯を食べる。
・その後、男子は自転車で千里中央へ向かう。女子は電車で千里中央へ。
・リーダー車は、岩屋港から千里中央へ向かう。
・千里中央駅前で全員が合流する。

この計画を立案、実行することで全員が技能章の「自転車章」の取得を目指す。

参考:
2018.05.04 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!2日目60km
2018.05.05 【淡路島一周150km】ベンチャー自転車隊が行く!最終日100km
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■0500 西丘集合
男子5名(れいじ、たか、かんた、はるき、がくと)が集まった。
いきなりハプニングが起こった。がくとの自転車がパンクしていたのだ!
ほほう、いきなりやん。おもろいことになりそうな予感。

集合場所まで自転車を押してきて、そこで全員で修理をすることになった。
まさにパンク修理の本番だ。穴の部位を特定している時間がないので
チューブごと取り替えることになった。
パンクしている後輪を自転車本体から外してチューブを取り替える。
すべてスカウトたちの作業だ。
空気を入れて車輪をはめてブレーキを調整して修理完了。自転車章の実践編だ。

■0556出発
約1時間遅れで出発することになった。
なんとか出発することができてホッとする。
これからどんなことが待ち受けているのやら。
男子スカウトたちは、R171を西へ進みR2を明石港へと進む。

パンクを修理しているところ

まさか、出発時にパンク!

20180503-02

さあ、行こうぜ!

■0700 西丘小学校集合(女子)
あき、ゆいの二人と合流。
二人の荷物と前日に倉庫に保管してあった男子スカウトのザック、テントなどを車に積み込む。
リーダーも入れて11人分となるとけっこうなボリュームとなる。
テント2張り(大1、中1)、テント2張り(リーダー用)、クーラーボックス1、BBQコンロ2、ブルーシート2
■0716出発
女子はここから電車を乗り継いで明石港へと向かう。
われわれリーダーは車で合流地点の岩屋観光案内所へと向かう。
箕面有料道路からこの3月に開通したばかりの新名神で淡路島を目指すことにした。
名神を走ってみると、ゴールデンウィークにもかかわらず渋滞がなく嘘のように空いている。
このままでは早く着きすぎるので宝塚北サービスエリアで時間をつぶすことにした。

元気いっぱいの女子スカウト

元気いっぱいで明石港へ向かう二人

宝塚北SAで一休み

支援車は新名神の宝塚北SAで時間を潰す


昨年、しまなみ海道を自転車で走ったときに、お互いの位置を確認できるようにと、グーグルマップの位置の共有を使ってみた。
これが、結構便利だったので、今回も同じように私とスカウトたちはこの3日間だけ、お互いの位置を共有することにした。
以下の画面が、私がずっとトレースしていた画面である。
完全なリアルタイムではないが、そこそこに正確である。全員が表示されていないのは、スマホの電池の加減によるみたいだ。
スカウトたちも支援車に乗った私の位置がわかる。これで、合流する地点までの時間などがだいたい予想できるのだ。
数年前までは考えられなかったが、今はITの進歩の恩恵を受けている。
スカウトティングもIT化をもっと活用していかないといけない。

グーグル・マップで位置を共有しているところ(171号線を南下)

07:51 国道171号を南下している

20180503-06

10:44 須磨浦公園を快走

20180503-07

11:28 明石港へ到着する寸前

■1135 明石港(千里→岩屋 54km)
男子スカウトたちの猛烈な速度アップでなんとか11時40分のフェリーに間に合った。

■1140 乗船
ジェノバラインという渡船に乗る。ここから岩屋港までは直線で7kmほどだ。

■1200 岩屋港
岩屋観光案内所。ここで女子は予約してあったレンタサイクルを借りる。
20 インチの小さな自転車だが淡路島を一周回ることになる。えっ、一周するの?
係のおばちゃんが心配そうに見守っている。あなた方大丈夫!?お母さんのような対応だった。
ついでに空いていたら私も借りようと思ったが、残念ながら駄目だった。
ここには5台しかないそうだ。(少なすぎる...。)
予定ではここで昼食を取る予定だったが。2km先にある道の駅あわじまで移動することにした。

岩屋観光案内所

岩屋港のなかにある岩屋観光案内所

ジェノバラインのフェリー乗り場にて

全員そろって淡路島一周自転車の旅がはじまる

■1240 道の駅あわじ
岩屋港から1.7km離れたところにある道の駅。ここは食事のメニューが豊富だ。
GWの初日とあって人で溢れかえっていた。
ここで、スカウトたちと我々リーダーは別行動。あくまでも我々は支援のみ。

待つのが苦手なリーダーたちは、食堂でカレーとかうどんとかでお腹を満たす。←適当
スカウトたちは、シラス丼を始めとする海鮮丼を食べたそうな。←ゴージャス
60km近く自転車で走ってきたのでお腹が空いたのだろう。すごい食欲だ。

■1328 出発
道の駅あわじの自転車置き場

駐輪場も自転車でいっぱいだった

道の駅で海鮮丼を食べる

海鮮丼を食べたらしい

■1445野島スコーラ
スカウトからこのままのペースで進むと早くキャンプ場に着きすぎるぎるので途中寄り道するとの連絡があった。
地図で位置を確認しているので心配はしていない。
そのとおりのところにいるからだ。
なんでもヤギを見たそうな。←ようわからん

途中で、念の為、彼らの走行をチェックした。先頭はリーダーのれいじ。
ペースを考えて走る大事なポジションだ。
その次に、女子たちがならび、男子スカウトが一列に続く。車間距離も十分取っているな。
スカウトたちの自転車を漕ぐ姿勢もよい。よしよし。

時速15kmくらいで走行中の自転車

20インチの自転車もいるので時速15kmくらいの速度

自転車の隊列を前からみたところ

先頭はれいじが引っ張る

■1500 車隊先行して慶野松原到着
■1530 マイマート
スカウトたちは、事前の計画通りにスーパーに立ち寄って、明日の朝食を調達する。
今晩は、最初から外食の予定だ。

■1800 慶野松原に到着
全員、ようやく到着。
足がヤバイだとかなんとか言っていたが元気そうなので安心した。
岩屋港から慶野松原まで44.6kmあるが、途中で寄り道をしているので50kmくらいは走っているだろう。
疲れているだろうが、早々にテント設営にとりかかる。自分たちの寝床は自分たちで準備しなければならない。
雨が降っていないだけラッキーだ。
ボーイ隊のときは、家型テントやドームテントを設営してきたが、ベンチャーにくるとヘキサゴン式の少し変わったテントも立てることになる。
先輩が指導して設営する。これで3種類以上のテントが建てられることになるので、スカウトの進歩手帳もチェックが入る。(おおー、スカウト活動になってる)
いろいろなテントを立てることでスキルが上がっていくのだ。

慶野松原に到着するところ

1日目のゴール!

小川テントを設営する

ヘキサゴン式の小川テントを設営する


計画では今から食事のところだが近くに温泉があることを発見したのでどうすると聞いたらすぐ行きますとのこと。
■1900 われわれは、先行して車で出発することにした。
スカウトには彼らの予定がある。

■2000 ゆとりっく(キャンプ場から2.3km 600円 お風呂)
風呂から出るとスカウトたちがガヤガヤとやってきた。
食事が先かお風呂が先か検討した結果、お風呂となった模様。
私達は近くの台湾料理店に入った。

■2040 SEAPAで夕食
あとで聞いたところ、スカウトたちは、みんなで仲よくお好み焼きを食べたらしい。
このあたりには食事できるところが限られてるので選択肢は少ない。
リーダーは、この時間にはサイトに戻ってきている。

■2140出発
地図のスカウトの位置が動かない?
スカウトたちに早めに戻るように連絡したら、今から帰るとのこと。

■2200キャンプ場
ワイワイいいながら帰ってきて、すぐにテントに入った。
まあ、元気やなあ。と感心する。

■2225就寝
今日は無事に100kmほど走行できた。
20インチという小さな自転車で走った女子を心配していたが、男子がペースをあわせて走ったのか、順調にゴールした。
明日もあるので寝ようか。と、隣のスカウトたち。

明日は午前6時起床だ。
さあ、われわれも寝よう。

【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!最終日

2017年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2017.05.05
天候:晴れ
場所:しまなみ海道
出発:カレイ展望公園キャンプ場
到着:尾道駅
道程:カレイ展望公園キャンプ場→伯方島 → 大三島→ 生口島→ 因島→ 向島→ 尾道駅
Map:
(注:途中でGPSの電池切れ。大島から今治までのルートが取れませんでした。)
参加:7名
[20団VS隊] 5名 升田智之、田中健登、福本明佳里、段中玲慈、滝雄大
[箕面6団VS隊] 2名 和田茉奈美、加藤小弥太
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長
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●プログラムの概略
一日目(3日) 走行距離53km
 朝5時の始発でVSスカウト達は電車で千里中央を出発。新大阪から姫路、そして岡山へ。
 いずれも急行のみを乗り継いで、一路、尾道へ。尾道ラーメンを食べる。
 そこで、レンタサイクルを借りて伯方島へ渡る。
 伯方島の隣にある身近島の無料キャンプ場でキャンプする。

二日目(4日) 走行距離 50km
 朝一番で身近島キャンプ場を出発し、宮窪から来島海峡大橋を渡り、今治市まで。
 今治市で、白楽天の「焼豚玉子飯」と登泉堂の「かき氷」を食べる。
 帰りは、大島にあるカレイ山キャンプ場で野営。
 自転車で往復する。

三日目(5日) 走行距離60km
 キャンプ場を出発して、伯方島で「塩ソフトクリーム」を食べる。あとは、一路、尾道へ。
 尾道で、「お好み焼き」を食べてから帰阪する。

参考:
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!1日目
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!2日目
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カレイ山展望公園

キャンプ場から少し上ったところにある展望台



カレイ山展望公園からみた風景

素晴らしい展望だ(是非、この画像をクリックして拡大してみてください)


■0500起床
爽やかな朝だ。降水確率ゼロ。気温は30度近くまであがりそうだ。
今朝も早起き一番乗りは升田スカウトだ。周囲のテント群はまだひっそりとしている。
お湯を手際よく沸かす。リーダーやスカウトたちも起き出してきた。
朝一番のコーヒーは美味しいなあ。ロールパンとマヨネーズを塗ったレタスを食べながら、なんとなく夏のキャンプのようだなと思う。
初夏の早朝は特に気分がいい。
ちょっと、時間ができたので展望台まで散歩することにした。
遠見茶屋とよばれるところまで歩いて2分程度だ。記録によると標高は232メートルもある。
途中に、ヤギを囲っている。ヤギは2頭いて、母ヤギが「雪」、子ヤギが「小雪」というそうな。

展望台に上ってみると、素晴らしい景色が展開していた。
カレイ山の名前の由来は、華麗な眺めが楽しめるので、カレイにしたのだとか。

テントの収納風景

でかいテントは収納にも時間がかかる

頭上は桜の木。毛虫だらけ

頭上は桜の木。毛虫だらけ

テント場の真上は桜。5月の新緑といえば、毛虫。
大量の毛虫が発生していた。滝スカウトが2カ所も刺されてしまった。私も1カ所。
撤収中にゴミの処理をしていたら、昨日のBBQ用に買ったキャベツがほとんどまるごと1個残っていることに気がついた。
持って帰るのもなあ。と、その時。良い考えが浮かんだ。
途中、見かけたヤギにあげよう。展望台に向かおうとしていたスカウトにヤギさんに食べてもらってくれと頼んだ。
後で聞いたら、速攻で完食だったらしい。よかった。
■0730出発
2班に分かれて、順番に昨日の福祉センターまで車で送る。

車で移動

君は後部座席で移動だ

自転車で出発

さあ、今日も元気に行こう!

■0800出発
次々に出勤してくるスタッフの方々から、おはようございますの挨拶を受ける。
みなさん、ニコニコして、自転車ありましたかと声をかけていただく。
最後の班が到着して、記念撮影。
さあ、帰ろう。
リーダー自転車は、私の番だ。
宮窪観光センターまでは緩い下りが続くのでスピードがでる。

伯方・大島大橋が見える

伯方・大島大橋が見える

伯方島の塩ソフトクリーム

私も塩ソフトクリームを食べる(伯方島)

■0900 伯方島SCパーク
朝の出発が遅かったのには理由がある。つまり、ここ伯方島の道の駅の9時開店に合わせてやってきたのだ。
狙いは、ズバリ「塩ソフトクリーム」だ。
9時開店にもかかわらず、たくさんの人がソフトクリームを食べている。
レギュラー250円。ビッグサイズ350円。
私は250円で、抹茶と塩のハーフソフトを買って食べた。
朝からソフトクリームなんて生まれてこの方記憶にない。でも、美味しいのだ。
スカウトたちはソフトクリーム以外にもいろいろ買って食べている。実に楽しそうだ。
ついでにお土産を買うことにした。伯方に来たからには、「はかたの塩」。
でも、スーパーなどでも売ってるものばかり。← そらそやろ。塩やからな
ちょっと珍しいような塩を買った。
造船所

造船所にでかいタンカーが

大三島へ向かう

大三島へ向かう

早々に伯方島を後にして出発した。
まだまだ気温は上がりきっていないが、路面からはムッとした空気が立ち上ってくる。
さすがに反対方向からの自転車は見かけない。
■1000大三島

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向こうに多々羅大橋が見える

ロードバイクはチェーンが外れる

ロードバイクはチェーンが外れることが多い

下り坂になるとロードバイクのチェーンが外れることが多くなった。
ギアチェンジのタイミングがあわないのかもしれない。
ママチャリはそんなことはないのだが、ロードバイクは作りが繊細なんだろう。
チェーンの装着は女子スカウトのほうが手際がよい。男子頑張れ。見ているだけではダメだ。

背中に哀愁が漂う

なぜか、先行しては1人に。背中に哀愁が漂う

元気だけはある

うん、元気だけはあるな

大三島に入ってからは、休憩所を飛ばして先に進むことにした。
先頭を行く升田スカウトの判断である。私はただただ後ろからついていくだけだ。
常に先行しては、待っている田中スカウト。なぜか、堤防で海に向かって座っている。

多々羅大橋の柱を見上げたところ

多々羅大橋の柱を見上げたところ

拍子木を鳴らす

拍子木があって、これを鳴らしてみると反響するのだ

■1040多々羅大橋
途中の橋柱にはさまれたところで、拍子木が置いてある。
これをカンカンと鳴らしてみると、エコーがかかって面白い反響音がする。
スピードを上げて走っている人は気づかないかもしれないな。

チーフリングを流す

途中で立ち寄った浜辺で田中スカウトがチーフリングを流す

爽快なサイクリングロード

爽快なサイクリングロードだ

■1050多々羅大橋を降りたところ
まあ、いろんなことがある。
先ほどの多々羅大橋での反響音を動画撮影したいからというので2人のスカウトが引き返した。
だから、残りの舞台は、橋を降りきったところにある海辺で休憩することにした。
ところが、そこで石投げしていたら、何かの拍子に田中スカウトのチーフリングが海の中へ。
2メートルくらい先をゆっくりと漂っていく。みんな大騒ぎだ。
なんとか、チーフリングは回収した。
コンビニで休憩

行きと同じコンビニで休憩

因島大橋

因島大橋

■1150 瀬戸田町観光案内所
お腹が空いた。ここから尾道まで約32km。楽勝!
とはいうものの、帰りが一番気が緩むのだ。ケガのないように走ろう。
近くのコンビニまで移動して、コンビニまえで仲良く昼食。
私は、おにぎりとスープ。お湯の無料サービスはありがたい。暑くっても、温かい飲み物は元気がでる。
ここで、リーダーは自転車をチェンジ。私は支援車に乗ることになった。
■1215出発

■1300生口橋の付近
ところが、事件が起きた。すでに、車で尾道に入っていた私にスカウトから電話があった。
スカウトが1人、ケガをしました!
なにっ!
状況を聞くと、どうやら、ガードレールに手が当たって薬指を深く切ったらしい。
すぐさま、車で引き返し自転車部隊と合流した。
血は少々出たものの、すでに止血処理が済んでいた。爪のあたりの裂傷なので縫うことはできない。
スカウト全員が日頃の訓練の成果を見せたようだ。

リーダー3人で検討した結果、自転車に乗ることは手に負担ががかるので、スカウトは車に乗せて尾道へ。
救急病院へ行くことはないだろうが、しばらく様子を見ることに。
で、私はスカウトの自転車で尾道までいくことにした。

向島のメガネ岩

向島のメガネ岩で

尾道港にゴール

尾道港にゴール!

■1445メガネ岩
メガネ岩というのは、私が勝手につけた名前。
行きは通りがかったが、スピードを上げてたために通り過ぎてしまった。奇勝だ。
■1500出発

■1540尾道港
現地に到着。先に車で来ていたスカウトも元気に合流。
全員で記念撮影。トータル160kmほどの距離になる。お尻が痛い。
やったね。1人ケガしてしまったけど、大事に至らなくて良かった。
この活動の反省は、次のベンチャー会議でやろう。

で、とりあえず、ここで解散。

追記
スカウトたちは、近くのお好み焼き屋へいったそうです。
われわれリーダーは、車で大阪へ。ものすごい渋滞に巻き込まれ5時間半かかって大阪に。
スカウトたちは、新幹線で私たちより先に帰宅しました。

【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!2日目

2017年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2017.05.04
天候:晴れ
場所:しまなみ海道
出発:伯方島「道の駅S・Cパーク」
到着:大島「カレイ山展望公園キャンプ場」
道程:伯方島「道の駅S・Cパーク」→来島海峡大橋 → 白楽天→ 黄泉堂→ 大島「カレイ山展望公園キャンプ場」
Map:

注:途中でGPSの電池切れ。大島から今治までのルートが取れませんでした。


参加:7名
[20団VS隊] 5名 升田智之、田中健登、福本明佳里、段中玲慈、滝雄大
[箕面6団VS隊] 2名 和田茉奈美、加藤小弥太
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長
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●プログラムの概略
一日目(3日) 走行距離53km
 朝5時の始発でVSスカウト達は電車で千里中央を出発。新大阪から姫路、そして岡山へ。
 いずれも急行のみを乗り継いで、一路、尾道へ。尾道ラーメンを食べる。
 そこで、レンタサイクルを借りて伯方島へ渡る。
 伯方島の隣にある身近島の無料キャンプ場でキャンプする。

二日目(4日) 走行距離 50km
 朝一番で身近島キャンプ場を出発し、宮窪から来島海峡大橋を渡り、今治市まで。
 今治市で、白楽天の「焼豚玉子飯」と登泉堂の「かき氷」を食べる。
 帰りは、大島にあるカレイ山キャンプ場で野営。
 自転車で往復する。

三日目(5日) 走行距離60km
 キャンプ場を出発して、伯方島で「塩ソフトクリーム」を食べる。あとは、一路、尾道へ。
 尾道で、「お好み焼き」を食べてから帰阪する。

参考:
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!1日目
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!最終日
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午前6時前の風景(遠くに身近島が見える)

午前6時前の風景(遠くに身近島が見える)

まずはラジオ体操第一(でも第二はやらない)


■0530起床
めっちゃ快晴 。実に気分がよい。
誰とも言わず起床。升田スカウトは5時には起床してお湯を沸かしていた。
今日は6時半には出発しようかと前夜話していたところだ。
やっぱり全員が疲れているのかな。スローペースで起床して朝食。
とはいうものの、6時前には撤収は終わり、ラジオ体操をやりだした。準備運動は大切。

出発前の記念撮影

今日も元気にいこうぜ

出発後の自転車走行

元気いっぱいやな

■0715出発
予定は6時半出発だったが7時15分に整列して記念撮影。
ペダルに力をこめて出発だ。今日も暑くなりそうな予感がする。
リーダー自転車は、山本副長の番。私はリーダー車で支援にまわる。

しかし、リーダー車は時間を持て余すので、今晩の野営地の下見に行くことにした。
まずは、カレイ山公園キャンプ場。そして、宮窪町保健福祉センターの2カ所をチェックするつもり。

■0800 カレイ山公園キャンプ場
リーダー車で、先に下見に行ってみた。なんと、標高232メートルもある。
これを自転車で上るとなると、ちとキツイんとちゃう。大丈夫?
近くの交番でおまわりさんに話を聞くと、サイクリストが10人いたら、下車せずに上りきれるのは1,2人だとか。
どうりで周囲は車やバイクばっかりだ。
スカウトによるとネットで探して予約したとか。こんなに急坂だとは思いも寄らないに違いない。
対策を考える必要がある。
■0830 宮窪町保健福祉センター
次に確認に回ったところが、福祉センター。つまり、お風呂の場所だ。
案内をみると、祝日は午後6時までとなっている。
キャンプ場へ到着してから、ここへ来るには後戻りしなくてはならない。
お風呂に入った後に、汗まみれになってキャンプ場に戻るのもなあ。と、思い悩む。
ま、あとで考えよう。

車窓からみた来島海峡大橋

車窓からみた来島海峡大橋

サンライズ糸山

ごったがえすサンライズ糸山にて

■0915サンライズ糸山
待ち合わせ地点のサンライズ糸山に来た。来島海峡大橋を今治に渡りきったところにある。
朝早いのに、ものすごい人の数に圧倒される。みんな、どこから来たんやろ。
レストランには長蛇の列。朝からなにを食べるつもり?
ま、こんなところでグズグズしていてはもったいないので、スカウトの安全だけを確認して、次の合流地点を確認して別れた。
リーダー車は、先にお昼を予定している店に直行することにした。
田中スカウトの話では、お店は人気店なんで、11時開店に並ぶと食事にありつくまでに1時間半かかるとか。

白楽天

ここで焼豚玉子飯を

焼豚玉子飯を注文

スマホで写真を撮る

■1100白楽天(今治市内にある中華料理店)
私たちリーダーは、どこへいくともなくここで順番待ち。それも9時20分から。当然1番乗り。
ところが、どんどん人が並び始める。開店の11時前には50名を越える行列だ。
途中から、VS自転車隊が到着して私たちと合流。後ろに並んでいる人たちから白い目で見られる。
今治城に寄っていたので到着が少し遅れたようだ。
しかし、2時間近く前から並んでいたパワーが勝り、一番で入店。
あっという間に、満席となる。
焼豚玉子飯
待望の焼豚玉子飯。
ケンミンショーで紹介されたB級グルメなんだとか。

段中スカウトが、なんと二人前をオーダー。
このために朝食の量を減らしてきたのだ。でも、食べ過ぎと思う。
私にはちょっと甘い。こってりしてるんで喉が渇く。もともとは「まかない飯」だったとか。
2回目はないかな。← 個人的な感想

■1205出発
つぎなるはかき氷だ。かき氷を食べずに戻るか、それとも食べるか。
スカウト同志で話し合っていたようだが、とりあえず、店にいくことにした。
リーダー自転車は、私の番。

アイスクリームを食べる

うわー、美味しい!

確かに美味いなと冷静に分析する男子グループ

確かに美味いなと冷静に分析する男子グループ

■1230登泉堂
中華料理を食べたあと30分ばかり自転車で南東に向かって走る。
どこまでいくねんって感じだったが、いきなり民家の中に大行列を発見した。
そこに「登泉堂」という和菓子屋さんがあった。
ありえないくらいのお客さんが並んでる!なに、これ。

こってり昼ご飯を食べてるのに、かき氷って。どんなんやねん。
とはいうものの、田中スカウトがイチオシのかき氷。
あきらめようかとしたときに、田中スカウトから、お持ち帰りならすぐできるそうです。
えっ、そうなん。とばかり、スカウトたちは持ち帰りのかき氷を買った。
一口もらったが、果汁をそのままかき氷にしたような甘くてしっとりとした味のシャーベットだった。
美味しい!

■1245出発
さあ、カレイ山に向けて戻ろう。
かなり、お尻が痛くなってきた。

サンライズ糸山の前のコンビニ

サンライズ糸山の前のコンビニで

遠くに来島海峡大橋が見える

遠くに来島海峡大橋が見える

■1325 サンライズ糸山手前のコンビニ
暑いな。うっかりして、半袖で日焼け止めクリームを塗り忘れてる。こりゃ、あとあと大変だ。
時すでに遅しか。
ちょっと休憩していこう。スカウトはまたまた水分を補給する。

■1400来島海峡大橋を渡る。
時間に少し余裕があるので馬島に降りることになった。

馬島の浜辺で

馬島の浜辺で

馬島の浜辺

男子グループは眠くなってきた

■1415 馬島
エレベーターに自転車ごと乗り込んで、島に降り立った。2年ぶりだ。
特に変わったところはない。みんなで浜辺に移動して、そこでのんびりくつろぐことにした。
遠くを船がゆっくりと通り過ぎていく。
陽射しはキツイが、なんとなく眠くなってくる。
いかんいかん、こんなところで眠ってしまっては、あとのスケジュールが大変だ。
お風呂に入れなくなってしまうかもしれない。

馬島を出発

馬島を出発しよう

遠くに来島海峡大橋がみえる

遠くに来島海峡大橋がみえる

■1450馬島出発
ちょうど良い時刻となった。このまま走れば4時ごろにはお風呂に着けるだろう。
計画を変更して、先にお風呂にいくことにした。
キャンプ場へ先に行ってから戻ってくると時間のロスだし、ひょっとしてお風呂の時間に間に合わないかもしれない。
女子スカウトもいることだし、衛生面(安全面)を優先しよう。

■1505よしうみいきいき館
あいかわらず賑わってるが、ここでは休憩しないで先に進む。
それにしても、大島に渡ってからのアップダウンがけっこう足にくるなあ。

宮窪町保健福祉センター

待望のお風呂です

宮窪町保健福祉センターの営業時間

早めに来ました

■1550 宮窪町保健福祉センター(お風呂)
とにかくお風呂に入ろう。この二日間、炎天下を自転車で走ってきたので、みんな汗をかいている。
潮風に吹かれているので、唇もなんだか塩辛い。
入浴料は大人300円。子供150円。65歳以上は200円と安い!
もともと、計画にはなかったのだから、みんなお風呂に入れるとあって大喜びである。
こういう活動系のプログラムでは最低1日はお風呂をいれておきたい。

熱いお風呂はサイコーだった。
熱いお湯のせいか、気温のせいか、汗がじわっと噴き出てくる感じがする。
いつまでも入っていたいところだがそうもいかない。

スカウトたちは地元のおじいさんやおばあさんに大人気。
いっぱい話しかけられたが、方言があるのでうまく聞き取れないらしい。

結局、施設の方に許可をいただいて、自転車を一晩駐輪させていただくことにした。(もちろん、自己責任)
ここから、カレイ山キャンプ場まで車で15分くらい。2往復すれば、スカウトたちを連れていける。
自転車だと30分では無理だ。第一、あのキツイ坂がある。
みんな、リーダーに感謝しろよ。(スカウトは感謝の心を持つ)

カレイ山展望公園キャンプ場

カレイ山展望公園キャンプ場

夕食はBBQ

今日の夕食はBBQ

■1700 カレイ山展望公園キャンプ場
テントは4張り。設営は手慣れたものだといいたいところだが、そこに8人用のテントが混ざっていた!
小川テント製の六角形テントだ。初めて見るなあ、このテント。間違って倉庫から出してきたかもしれない。
それでも8人用なので広そうだ。
ジャンテン(ジャンボリー用に購入したドームテント)はすぐに網のところが破けてしまったので、虫が入ってくる。
女子スカウトにとって、毛虫は最悪なんだそうだ。これで代用しよう。

ところが、そんなもん、すぐに立つだろうと思っていたら、ポールの組合せ方法がよくわからない。
みんなで寄ってたかって、アーでもないコーでもないと試してみるけどうまくいかないのだ。
ベンチャー隊らしからぬ、かっこ悪さ。

そのとき、和田スカウトからフライの裏側にポールを通す穴があると指摘があって、無事解決。
いつも使っているテントは、テント本体にポールをつける構造で、上からフライを被せる形式だ。
しかし、この小川テントは、フライにポールを通して、ポールから本体を吊り下げる形式になっているのだ。
勉強になるなあ。← と、こんなところで、感心している場合かいな

■1830 BBQ
支援車に乗るリーダーが途中で食材を購入してきたのである。
モリモリ食べて、元気をつけてもらおう。さあ、肉、肉、肉、肉だ!
ご飯まで炊いてあるのだ。
私はタマネギばかり食べた。最近、ウサギのように野菜ばかりを食べている。
みんなで完食。

■2000 キャンプファイヤー
このキャンプ場にはキャンプファイヤー場がある。
そして、われわれは、その真横でBBQをしているのだった。
他のキャンパーたちは、遠くのサイトに設営していて、誰も寄ってこない。← 僕たちがいるせい?

田中スカウトが、せっかくだからキャンプファイヤーをしようと言い出した。
かまわんが、薪を拾ってきて。と、みんなでうろうろ探して、なんとか探し出してきた。

火を点けただけで、歌を歌うわけでもなく、ただじっと炎を見つめるのみ。
スカウトたちはなんだかうれしそう。ぺちゃくちゃとおしゃべりに夢中である。
そういえば、彼らは、自転車で走行中、ずっと、英語しりとりをしていたなあ。
単純なゲームほど長続きする。っていうか、走行中にできることは限られてる。

■2130 就寝
さあ、もう寝よう。今日は疲れた。火の始末だけして、テントに帰る。
私は、今年から取り組んでいる車中泊の実験だ。
今回は、ロールマットを工夫して寝てみるつもりだ。
ああ、日焼けしたところがヒリヒリ痛む。

さあ、明日は尾道駅へ一直線!
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