2017年GWの豊中20団VS隊の活動です。(VS隊長レポート)
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記録:2017.05.05
天候:晴れ
場所:しまなみ海道
出発:カレイ展望公園キャンプ場
到着:尾道駅
道程:カレイ展望公園キャンプ場→伯方島 → 大三島→ 生口島→ 因島→ 向島→ 尾道駅
Map:
(注:途中でGPSの電池切れ。大島から今治までのルートが取れませんでした。)
参加:7名
[20団VS隊] 5名 升田智之、田中健登、福本明佳里、段中玲慈、滝雄大
[箕面6団VS隊] 2名 和田茉奈美、加藤小弥太
[リーダー] 3名 亀井VS隊長、山本VS副長、藤田副団委員長
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●プログラムの概略
一日目(3日) 走行距離53km
 朝5時の始発でVSスカウト達は電車で千里中央を出発。新大阪から姫路、そして岡山へ。
 いずれも急行のみを乗り継いで、一路、尾道へ。尾道ラーメンを食べる。
 そこで、レンタサイクルを借りて伯方島へ渡る。
 伯方島の隣にある身近島の無料キャンプ場でキャンプする。

二日目(4日) 走行距離 50km
 朝一番で身近島キャンプ場を出発し、宮窪から来島海峡大橋を渡り、今治市まで。
 今治市で、白楽天の「焼豚玉子飯」と登泉堂の「かき氷」を食べる。
 帰りは、大島にあるカレイ山キャンプ場で野営。
 自転車で往復する。

三日目(5日) 走行距離60km
 キャンプ場を出発して、伯方島で「塩ソフトクリーム」を食べる。あとは、一路、尾道へ。
 尾道で、「お好み焼き」を食べてから帰阪する。

参考:
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!1日目
【しまなみ海道】ベンチャー自転車隊、B級グルメの旅!2日目
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カレイ山展望公園

キャンプ場から少し上ったところにある展望台



カレイ山展望公園からみた風景

素晴らしい展望だ(是非、この画像をクリックして拡大してみてください)


■0500起床
爽やかな朝だ。降水確率ゼロ。気温は30度近くまであがりそうだ。
今朝も早起き一番乗りは升田スカウトだ。周囲のテント群はまだひっそりとしている。
お湯を手際よく沸かす。リーダーやスカウトたちも起き出してきた。
朝一番のコーヒーは美味しいなあ。ロールパンとマヨネーズを塗ったレタスを食べながら、なんとなく夏のキャンプのようだなと思う。
初夏の早朝は特に気分がいい。
ちょっと、時間ができたので展望台まで散歩することにした。
遠見茶屋とよばれるところまで歩いて2分程度だ。記録によると標高は232メートルもある。
途中に、ヤギを囲っている。ヤギは2頭いて、母ヤギが「雪」、子ヤギが「小雪」というそうな。

展望台に上ってみると、素晴らしい景色が展開していた。
カレイ山の名前の由来は、華麗な眺めが楽しめるので、カレイにしたのだとか。

テントの収納風景

でかいテントは収納にも時間がかかる

頭上は桜の木。毛虫だらけ

頭上は桜の木。毛虫だらけ

テント場の真上は桜。5月の新緑といえば、毛虫。
大量の毛虫が発生していた。滝スカウトが2カ所も刺されてしまった。私も1カ所。
撤収中にゴミの処理をしていたら、昨日のBBQ用に買ったキャベツがほとんどまるごと1個残っていることに気がついた。
持って帰るのもなあ。と、その時。良い考えが浮かんだ。
途中、見かけたヤギにあげよう。展望台に向かおうとしていたスカウトにヤギさんに食べてもらってくれと頼んだ。
後で聞いたら、速攻で完食だったらしい。よかった。
■0730出発
2班に分かれて、順番に昨日の福祉センターまで車で送る。

車で移動

君は後部座席で移動だ

自転車で出発

さあ、今日も元気に行こう!

■0800出発
次々に出勤してくるスタッフの方々から、おはようございますの挨拶を受ける。
みなさん、ニコニコして、自転車ありましたかと声をかけていただく。
最後の班が到着して、記念撮影。
さあ、帰ろう。
リーダー自転車は、私の番だ。
宮窪観光センターまでは緩い下りが続くのでスピードがでる。

伯方・大島大橋が見える

伯方・大島大橋が見える

伯方島の塩ソフトクリーム

私も塩ソフトクリームを食べる(伯方島)

■0900 伯方島SCパーク
朝の出発が遅かったのには理由がある。つまり、ここ伯方島の道の駅の9時開店に合わせてやってきたのだ。
狙いは、ズバリ「塩ソフトクリーム」だ。
9時開店にもかかわらず、たくさんの人がソフトクリームを食べている。
レギュラー250円。ビッグサイズ350円。
私は250円で、抹茶と塩のハーフソフトを買って食べた。
朝からソフトクリームなんて生まれてこの方記憶にない。でも、美味しいのだ。
スカウトたちはソフトクリーム以外にもいろいろ買って食べている。実に楽しそうだ。
ついでにお土産を買うことにした。伯方に来たからには、「はかたの塩」。
でも、スーパーなどでも売ってるものばかり。← そらそやろ。塩やからな
ちょっと珍しいような塩を買った。
造船所

造船所にでかいタンカーが

大三島へ向かう

大三島へ向かう

早々に伯方島を後にして出発した。
まだまだ気温は上がりきっていないが、路面からはムッとした空気が立ち上ってくる。
さすがに反対方向からの自転車は見かけない。
■1000大三島

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向こうに多々羅大橋が見える

ロードバイクはチェーンが外れる

ロードバイクはチェーンが外れることが多い

下り坂になるとロードバイクのチェーンが外れることが多くなった。
ギアチェンジのタイミングがあわないのかもしれない。
ママチャリはそんなことはないのだが、ロードバイクは作りが繊細なんだろう。
チェーンの装着は女子スカウトのほうが手際がよい。男子頑張れ。見ているだけではダメだ。

背中に哀愁が漂う

なぜか、先行しては1人に。背中に哀愁が漂う

元気だけはある

うん、元気だけはあるな

大三島に入ってからは、休憩所を飛ばして先に進むことにした。
先頭を行く升田スカウトの判断である。私はただただ後ろからついていくだけだ。
常に先行しては、待っている田中スカウト。なぜか、堤防で海に向かって座っている。

多々羅大橋の柱を見上げたところ

多々羅大橋の柱を見上げたところ

拍子木を鳴らす

拍子木があって、これを鳴らしてみると反響するのだ

■1040多々羅大橋
途中の橋柱にはさまれたところで、拍子木が置いてある。
これをカンカンと鳴らしてみると、エコーがかかって面白い反響音がする。
スピードを上げて走っている人は気づかないかもしれないな。

チーフリングを流す

途中で立ち寄った浜辺で田中スカウトがチーフリングを流す

爽快なサイクリングロード

爽快なサイクリングロードだ

■1050多々羅大橋を降りたところ
まあ、いろんなことがある。
先ほどの多々羅大橋での反響音を動画撮影したいからというので2人のスカウトが引き返した。
だから、残りの舞台は、橋を降りきったところにある海辺で休憩することにした。
ところが、そこで石投げしていたら、何かの拍子に田中スカウトのチーフリングが海の中へ。
2メートルくらい先をゆっくりと漂っていく。みんな大騒ぎだ。
なんとか、チーフリングは回収した。
コンビニで休憩

行きと同じコンビニで休憩

因島大橋

因島大橋

■1150 瀬戸田町観光案内所
お腹が空いた。ここから尾道まで約32km。楽勝!
とはいうものの、帰りが一番気が緩むのだ。ケガのないように走ろう。
近くのコンビニまで移動して、コンビニまえで仲良く昼食。
私は、おにぎりとスープ。お湯の無料サービスはありがたい。暑くっても、温かい飲み物は元気がでる。
ここで、リーダーは自転車をチェンジ。私は支援車に乗ることになった。
■1215出発

■1300生口橋の付近
ところが、事件が起きた。すでに、車で尾道に入っていた私にスカウトから電話があった。
スカウトが1人、ケガをしました!
なにっ!
状況を聞くと、どうやら、ガードレールに手が当たって薬指を深く切ったらしい。
すぐさま、車で引き返し自転車部隊と合流した。
血は少々出たものの、すでに止血処理が済んでいた。爪のあたりの裂傷なので縫うことはできない。
スカウト全員が日頃の訓練の成果を見せたようだ。

リーダー3人で検討した結果、自転車に乗ることは手に負担ががかるので、スカウトは車に乗せて尾道へ。
救急病院へ行くことはないだろうが、しばらく様子を見ることに。
で、私はスカウトの自転車で尾道までいくことにした。

向島のメガネ岩

向島のメガネ岩で

尾道港にゴール

尾道港にゴール!

■1445メガネ岩
メガネ岩というのは、私が勝手につけた名前。
行きは通りがかったが、スピードを上げてたために通り過ぎてしまった。奇勝だ。
■1500出発

■1540尾道港
現地に到着。先に車で来ていたスカウトも元気に合流。
全員で記念撮影。トータル160kmほどの距離になる。お尻が痛い。
やったね。1人ケガしてしまったけど、大事に至らなくて良かった。
この活動の反省は、次のベンチャー会議でやろう。

で、とりあえず、ここで解散。

追記
スカウトたちは、近くのお好み焼き屋へいったそうです。
われわれリーダーは、車で大阪へ。ものすごい渋滞に巻き込まれ5時間半かかって大阪に。
スカウトたちは、新幹線で私たちより先に帰宅しました。