この半年、よくハイキング(登山含む)に出かける。
車と電車の比率は、40:60くらいの利用率だ。

千里中央を基点にして、六甲、北摂、京都、奈良方面に移動している。
年間51回のハイキングに行こうというのは、私の今年度の目標。
一方ではボーイスカウト活動のための情報収集も兼ねている。

オススメのコースなどをモニターして、隊に紹介しているというわけだ。
ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャーなどに対する評価を私がテキトーにつけている。

ハイキングや登山は、ボーイスカウトの野外活動のなかに占める割合が高い。
隊の指導者達は、活動がマンネリ化しないようにいろいろな活動プログラムを考える。
ハイキングにしてもしかり、おもしろそうなコースがあれば下見に出かける。
それから、本番となる。指導者は都合2回も行くことになる。

だから、交通費の負担は高くなる。

スカウト達の活動費というのは団によっていろいろだが、みんな安い費用で活動している(はず)。
「スカウトは質素である」という8つのおきての一つにあるように、できるだけ質素に活動しようと心がけている。

私の所属するボーイスカウト豊中20団では、野外活動の食費などを除くと、隊員一人当たりにまわせる交通費は極僅かである。
ところが、中学生ともなると大人といっしょだから電車を使って移動したらアッというまに1000円くらいは無くなるのだ!
安全上の問題もあるから、自動車での移動もなるべく避けたい。

当然、活動費が足りない。
なるべく交通機関を使わない活動プログラム(自転車等)を考えるけど限界がある。
だから、どうしても足りない時は、交通費は保護者にご負担していただいている。

少しでも電車賃が安くなればありがたい。

そこで、関西の電車の団体割引についていろいろ調べてみた。

●大阪市営地下鉄  25人以上(学校団体 学生小児2割 教職員1割)
http://www.kotsu.city.osaka.jp/eigyou/price/price.html

●京阪電車 25人以上(学校団体 中学校3割 その他2割) 
http://www.keihan.co.jp/customer/faq.html#q1-09

●近鉄電車 15人以上(学校団体 中学校3割 その他2割)
http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/kippu/jousyaken/jousyaken.html

●阪急電車 25人以上(学校団体 中学校3割 その他2割)
http://rail.hankyu.co.jp/ticket/groupticket/

●阪神電車 25人以上(学校団体 中学校3割 その他2割)
http://rail.hanshin.co.jp/ticket/fare/fare02.html

●南海電車 25人以上(学校団体 中学校3割 その他2割)
http://www.nankai.co.jp/traffic/guide/index.html

●大阪モノレール 25人以上(学校団体 中学校3割 その他2割)
http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/fare/07group.html

●JR西日本 8人以上(普通団体 学校団体 10%〜50%割引)
http://www.jr-odekake.net/guide/info_2a.html

ガーン! あかんやん。

どうやら、「25人」というのが一つのキーワードだ。(JR西日本が8人という数字を出してるけど)
私の知る限り、豊中地区のボーイ隊(小学6年生〜中学3年生)で25人以上もいるのは21個ある団のうち1つだけだ。(もしかして、ゼロかもしれない)
少子化の影響を受けているのだ。
先日のBSラリー(豊中地区のボーイ部門の活動)ではオリエンテーリングをやったが、100名ほどの参加だった。
20くらいの団が参加していたので、団平均で5、6名の計算になる。
とても、25名にはならない。

さらに、ボーイスカウトは学校団体ではない。

だから、割引の恩恵を受けることは絶望的だ。(おおー!なんたること。)

私鉄各社の団体割引を考える担当者のみなさん。(そんな人いるん?)

[1]ボーイスカウト割引作ってください。(できれば2割引きくらい。5名以上にしてください)
 そしたら、バンバン電車(モノレール含む)乗ってハイキングに行きます。
[2] ボーイスカウト日本連盟に登録しているスカウトは「登録証」を持ってます。
 学生証のかわりといえばなんですが。
[3] さらに、活動中は制服着てネッカチーフ巻いてます。
 ボーイスカウトの子供とそれ以外の子供はあきらかに格好が違うので見間違うことはありません。
[4] マナーよく、ゴミくらいは拾います。
 清掃奉仕してます。
[5] なんなら、事前申込み制にして団体割引を適用してください。(もちろん5名以上で)
 指導者はマメな人が多いので、少々の面倒臭さも厭いません。
 窓口でもどこでも行きます。

だから、ボーイスカウト割引作ってください。
って、担当者がこのブログを読む可能性は低そうだなあ。

けっこう、WinWinの関係モデルやねんけどね。

でも、ひょっとして、このブログを読んだら、検討してみてください。
全国のボーイスカウト団体がめっちゃ喜ぶと思います。