ハイキングに行くときには必ずGPSを持っていく。

知人の勧めもあってSONYのGPS-CS3を購入したのが1年前。
単にルートを記録するのと、デジカメ写真に位置情報を記録するというのが目的。

でも、考えてみるとそれだけではもったいない。
フリーソフトで、グーグルマップに軌跡を記録して掲示している。

まあ、これでも十分かなと思っていたが、せっかくなのでGPSのことをもっと勉強してみようと。

紀伊国屋で目に止まった「最新GPS活用術」という本を購入。
読んでみたらなかなか面白い。

その本の付録にGPS定規なるものがある。

どういうものかというと、GPSの緯度経度情報を元にしてGPS定規を使って地図上のポイントを特定するのである。

これは面白い。

SONYのCS3というのは、緯度経度のデジタル情報を表示するだけ。
ガーミン社のナビのように方向を示したり、前もってルートをパソコンを使って送り込むなんてことはできない。

ところがである。そんなデジタル情報だけでも、緯度経度情報をあらかじめ記入された地図を利用すると、ピンポイントで自分のいる場所がわかるのである。

考えてみれば当たり前なのだが、いまさらながら無知な自分が恥ずかしい。

私がよく使う地図に「山と高原地図」があるが、この地図には、世界測地系の緯度経度数値が記入されている。
今まで、気にも留めなかったが、GPS定規を使うと簡単に自分の位置を知ることができる。

高価なGPSナビを買おうかなとチラッと思ったことがあったが、まずは今持っているGPSで訓練しよう。
幸いSONYのCS3は世界測地系に対応しているようだ。

本にも書いてあったが、GPSだけで登山はできない。
きちんとした地図とコンパスは必携。
それにGPSがあれば鬼に金棒。

またまた登山(ハイキング)の楽しみが増えた。