今年も耐寒登山?どこ行くの?
えっ、箕面?いろんなルートがあるなあ。
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【箕面】耐寒登山 下見ハイキング 2014
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記録:2014.01.05
天候:晴れ(最高気温3度)
場所:みのお記念の森
出発:千里中央駅
到着:千里中央駅
地図:山と高原社「北摂・京都西山」
道程:[1]千里中央駅→[2]外院→[3]ビジターセンター →[4]エキスポ90 → [5]医王岩 → [6]白島→[7]千里中央駅
Map:
より大きな地図で BS隊箕面耐寒登山の下見ルート を表示
歩行:5時間
歩数:28150歩
距離:約 17.7Km
高低:20140105_minoo_koutei
駐車:ビジターセンター、エキスポ90
トイレ:ビジターセンター、エキスポ90
備考:
BV:★★★(それなりに)
CS:★★★(十分)
BS:★★★(いかなきゃ)
VS:★★★(当然)
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■ 0800 千里中央モノレール乗り場横
今日は、ボーイスカウト豊中20団の1月26日の耐寒登山の下見だ。
指導者ばかり8名が集合。それぞれに準備。
ここから、どのように箕面の山へ行くのか。ルートについて意見交換。
とりあえず、粟生外院まで行くことにする。バスで移動だ。

■0851新家バス停
1640歩。
新家バス停は国道171号線沿いにある。
すぐそばに、西国街道がある。勝尾寺への参詣道の最初の鳥居もここにある。
ここから北へ移動する。

20140105_mino01

勝尾寺への参詣道標がある

20140105_mino02

C1地点で後からくる指導者を待つ


■ 0908公園
3070歩。トイレがある。
ここからハイキング道になる。しばらく歩くと石標がある。(写真左)
畑が見える。参詣道といっても山道に近い。
ゆるやかな坂道を上り、いのしし除けの柵を越えて山道を行く。
今から10年ほど前にもボーイ隊でここを歩いたことを想い出す。

■0926 C1地点
4430歩。ここが分岐だ。
旧参道と古参道の二つがある。どちらにいくか迷うも、指導者が2グループに分かれていくことにした。
旧参道のほうが道に迷いやすいらしい。
私(亀井)は、古参道を進むグループに入った。

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C2ポイントの案内板

20140105_mino04

しらみ地蔵が立つ(180cmくらいの高さ)


■ 0951 C2(写真)
6300歩。
歩きやすい道を進み、C2の立て看板のあるポイントに到着。
ここで、旧参道を行くグループを待つもいっこうに来ない。道に迷ったか?
待っているとファミリーグループなどが行きすぎる。
いっこうに来ない。私たちの身体も冷える。

■ 1006 第二グループ到着
ようやく旧参道を歩くグループが到着。
やはり、道に迷ったようだ。左へ左へと進んだらしい。思い込みは駄目。
実は、一旦、右の道へすすむというトリッキーな道だ。
2万5千分の1の地図では、詳細な分岐は表現されない。
地図上の1cmは250m。1mmが25mとなる。
だから、鉛筆1本分の太さで横幅数十メートルの道になってしまうのだ。
細かな分岐までは表現できない。それが落とし穴になる。

すぐに出発する。寒いし。

■ 1017しらみ地蔵
7040歩。
なんで、しらみというのかの説明はない。
とにかく、2メートルはあろうかという地蔵さんが建っていた。(写真右)
周囲には他になにもない。

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ガランとしたところに井戸があった

20140105_mino06

野鳥観察の場所かな(誰かが作ったのか)


ガランとした林の中の道を進む。
すると。

■井戸(写真左)
これって、井戸?
なんやろ。
指導者達も探求の心が芽生える。← けっきょく井戸

■ 祭壇?(写真右)
これって、結局、野鳥観察の装置。ってことになった。
誰かが作っておいているらしい。
立派な野外工作だ。← ボーイスカウトのリーダーが見るとこう見える

20140105_mino07

道路に出たところ(道路側からの写真)

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40mほど勝尾寺へ戻ったところから山道に入る


■1038 国道への分岐
8350歩。
ここから、勝尾寺の方へ40メートル程戻ってから北へ入る道がある。
それが研究路4号線だ。
蛇のように曲がった路を歩いて上がる。

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やがて木段の道が見える

20140105_mino10

階段を上りきったところにある案内板(F7ポイント)


■1057 F7ポイント
9200歩。
やがて、木段が見える。このあたりはマウティングバイクがよく通る路だ。
これを上がりきるとF7ポイントがある。(写真右)
指導者達が案内版を見入る。(写真右)
この路を右に進むと勝尾寺だ。

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F7ポイントから左へ進む

20140105_mino12

箕面ダムの近くまで来た。橋が見える!


しかし、今回は左へと進む。
とても歩きやすい里山風の路を進む。(写真左)
落ち葉が積もり、かさかさと音を立てる。
実に気分のよい路だ。
遠くに橋が見える。(写真右)
もうすぐビジターセンターだ。

20140105_mino13

森の工作に思わず見入る

20140105_mino14

ミサゴ(英名:オスプレイ)を見つけた!


■ 1112ビジターセンター
11360歩。トイレ。
1kmほど歩くと、ビジターセンターに着いた。
車が5,6台駐車している。数名のハイカーが弁当を食べ始めている。
我々は、1月26日当日のセレモニー(合同)の段取りを決めるためにビジターセンターを訪れた。
当日の段取りを職員の方々と打ち合わせをしている間、センターを見学させていただく。
どんぐりや木の実を使った工作物が陳列されている。(写真左)
いろいろな剥製がある。ミサゴの剥製。英名で、オスプレイ?(写真右)

■ 1145昼食
12205歩。
先に、エキスポ90へ行こうかとしていたが、お腹が減ったので昼飯にする。
外気は0度近い。
お湯を沸かしてカップ麺を食べる。美味しい。
バーナーのお湯で般若湯をお燗する。これもまた美味しい。← いつもやん。
下見のご褒美だ。← こればっかり。

■ 1211出発
さあ、お腹もいっぱいになったので出かけよう。
ビーバー隊の升田隊長らは、ルートの下見の為にここで箕面に引き返した。
カブ隊とボーイ隊はこのままエキスポ90へ行くことになる。

20140105_mino15

エキスポ90までの案内板(橋のたもと)

20140105_mino16

エキスポ90まであと少しのところ


ビジターセンターから箕之川ダムまでは10数分。
そこから川沿いに自動車道を北上する。
途中で橋を渡って研究路7号を進む。これが結構キツい。

■1250 エキスポ90
15940歩。
ガランとした公園。ハイカー数名が歩いているだけだ。
当日は、カブ隊はここから引き返す予定だとか。
カブ隊の段中隊長が綿密にスケジューリングしている。
だれも展望台まで歩こうとは言わない。← 足にきてる

■ 1317出発
さあ、行きましょう。身体が冷える。

■ 1339 橋(研究路への入り口)
18015歩。
なんとまあ。行きは50分かかったのに帰りは20分足らず。
帰りは、早い。

20140105_mino17

ビジターセンター前の道路を渡る

20140105_mino18

展望台への分岐点


■ 1355ビジター
19600歩。
ここで、一旦休息。下見はこれからが本番?
どのように戻るかを検討しながら帰路を選択しないといけない。

■ 1400出発
ビジターセンター前の道路を横断して、研究路を行く。
舗装された森林整備事業用の道路を歩く。
道幅は広く歩きやすい。車両は通行禁止だ。

■ 1414雲臨展望台への分岐点
20970歩。
カブ隊はここから別ルートのはず。
しかし、もう少し先で分岐するとのこと。
やがて、カブ隊リーダー3名は別の分岐道に消えた。

20140105_mino19

落石注意の場所(ブルーシートがかけてある)

20140105_mino20

才が原への分岐点の看板


残ったのはボーイ隊とベンチャー隊(私1人)のグループ。
林道をひたすら歩くルートを進む。
途中、落石の為に車両は通行止めになっていた。(写真左)← 車両はもともと通行止め

先を進む。
のっぺりと長い舗装された路を進むと、才ヶ原と呼ばれる林道を進むことになる。(写真右)

20140105_mino21

いやしの山道

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22曲がりの悪路を下ったところに橋がある


こんな感じの道が続く(写真左)

ところが...。
途中から、22曲がりという急な坂道を下る。
写真を撮るヒマがない。← 言い訳

悪路だ。台風のせいで路が荒れている。← 足も疲れている。
落葉が積もっているので、
石ころが見えない。誤って踏みつけると足首を痛めそうだ。

当日、ボーイ達にこのルートを指示することになるとか。
慎重に歩けば危なくはない。このくらいのほうが面白いだろう。

堰堤を過ぎたあたりで、解釈に悩む道標があった。
三叉路に、二方向の指示だ。どう、とればいい?

...。

結局、合流するからどっちでもよかった。← なやますなよ。

20140105_mino23

医王岩を下から見上げる

20140105_mino24

もうすぐ山を降りるという地点からの眺め


■ 1548医王岩
27177歩。
とんでもなくでかい岩だ。
高さが測れないが、横でスマホで調べていたリーダーが25メートル。と言っていた。
ほんまかいな。
当日、スカウト達に計測させようとか。

落ち葉を敷き詰めた道を下っていると、下から軽トラがやってきた!
ここって、山道やで。なんと手慣れた運転だろう。← 椎茸農家かもしれない。
遠方に都会の風景を見て少し安心した。

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この写真の左手から降りてきた

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坊島に出る寸前に振り返って撮影


やがて、坊島へ出た。
そうか、こうなってたんやな。← いつも逆から上るから

■ 1607白島
28150歩。
1612の千里中央行きバスにのって帰った。
歩数計は、17.7kmと表示されていた。

[感想]
[1] 箕面の山は、案内版が豊富にあるので道に迷うことは少ないだろう。
[2] 地図は必ず携行すること
[3] ビジターセンターを中心にスケジュールを組むとよいだろう。
[4] エキスポ90まで歩くとなるとちょっとしんどいかもしれない。
[5] この結果をもとに、当日のスケジュールを調整しないといけない。
[6] 久しぶりによく歩いた。