何読んでるのん。梅原猛? それ、誰。哲学者。
えっ、だから法隆寺に行きたい?
なんなんそれ。というわけで、法隆寺に行きました。
時間に余裕がないのに...。
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【斑鳩】法隆寺ハイキング
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記録:2010.11.13
天候:曇り
場所:法隆寺
出発:JR法隆寺駅
到着:JR法隆寺駅
地図:三塔周辺map(駅に常備)
道程:[1]JR法隆寺駅→[2]法隆寺→[3]中宮寺→[4]法隆寺→[5]JR法隆寺
Map:ルートマップ(Google Map)
歩数:13468歩(自宅から)
距離:約4Km
備考:法隆寺内だけなら5000歩くらい。
BV:★(ちょっと退屈するやろうな)
CS:★(ちょっと退屈するやろうな)
BS:★★(歴史に興味を持つのもよいかも)
VS:★★★(是非、歴史に触れよう)
LD:★★★(ゆっくり巡ろう)
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■0840自宅出発
今日はハイキングと言うよりほぼ観光に近いので、ゆっくりの出発となる。
日本を代表する哲学者である梅原猛氏の「隠された十字架」を読んで法隆寺へ行きたくなったのだった。
私が小学生のころから、法隆寺は定番の遠足のコースの一つ。
中学校のときも行ったし、社会人になった後もなんどか訪れているが、特に歴史に興味があるわけではない。
だいたい、説明を読んでも、ふーんという程度の軽いうなずきが関の山。なんとなく来てる。
そんな私が、「隠された十字架」を読んでみて、これは是非もう一度訪れてみようという気になった。
ハイキングを一回パスして、とにかく法隆寺を目指すことにした。

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■0943 JR法隆寺駅
駅について改札を出たところに、観光案内所があって周辺マップをいただく。
窓口から親切にも手渡してくれる。
ありがたく頂戴してみると、法隆寺までの道のりをマーカーで引いてくれている。
外には駅からのecoマップというのもあった。こちらは、駅を南下して時計回りにぐるっと回る散策コースだ。
これをたどると約13.8kmとか。所要時間3時間52分とある。
今日はそんなに時間を取れないので、散策コースは止めて直接、法隆寺に向かうことにした。

法隆寺駅前は、駅前らしからぬ殺風景な風景だ。すぐそこに民家があってよく見かけるコンビニなどはない。
女子中学生と思われる二人が駅前にべたっと座って話に夢中になっている。

そのまま北進して100mほど進み左へ折れる。
県道大和高田斑鳩線に突き当たって再び北進。
のんびり歩きながら法隆寺を目指す。

法隆寺前の土産物屋の前の道(写真右)で、県の観光課の方にアンケートを依頼された。
10分ほどでアンケートが終わったら、吉野杉で作った箸をもらった。

1113_houryuuji03■1023南大門
久し振りの南大門。何回来ても、よく思い出せない。
だいたい、門というのはみんなよく似てる。
観光客は少ない。



1113_houryuuji04■1030中門
これが、梅原猛氏のいう謎の中門か。
本の内容は、「法隆寺は仏法鎮護のためだけでなく、聖徳太子の怨霊を鎮魂する目的で建てられた。」というもの。
(ウキペディアより)
門のど真ん中に太い柱があるということ自体が法隆寺の7不思議。通りにくい。
これは聖徳太子の怨霊を外へ出さないようにするためと解釈できるのだとか。
この本の内容はサスペンスだ。読んでいて、ゾクゾクする。

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中門横の金剛力士像

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■1035五重塔(写真左)
この塔の下に塑像群がある。釈迦の入滅時のシーンなどが再現されている。
小学生のころは、こんなところにこんなものがあるなんて全然知らなかった。
私の横でフランス人夫婦が熱心にのぞきこんでガイドを音読している。


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■1044金堂(写真左)
一番下の階は7間。一番上は3間。なのに、真ん中の2階部分は4間。
普通は5間やろ。っていうツッコミ。
日本の建築では奇数になるように建てるのに、なぜか中二階だけ4間!
ここに4という忌み嫌う数字を当てているのかもしれないと聞くとゾクッとする。
さらに、ここにある釈迦三尊像にも釘付けとなった。
釈迦のように見えて、実は釈迦らしくないとか。いろいろな指摘があるのだが、このブログでは割愛しておく。
でも、本で指摘されている内容を目の前でみるとなるほどと思えるから不思議だ。
興味のあるかたは是非「隠された十字架」を読んでください。
高校生の修学旅行の大軍がやって来たのでやり過ごす。
私の予想通り、高校生たちは素早く通り過ぎていった。歴史には興味がわかないのだろう。
自分が高校生のときのことを思い出した。同じやな。


■1100大宝蔵院
平成10年に落成した建物。ここには、玉虫の厨子などの宝物が保管展示されている。
たくさんの仏像などが展示してあって興味深かった。残念ながら写真撮影はしていない。

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■1137中宮寺本堂(写真左)
中宮寺は聖徳太子のお母さん間人(はしひと)皇后が御願で創建されたお寺。
この本道は、高松宮妃殿下の御発願により昭和43年に建ったもの。
ここには、有名な国宝「如意輪観世音菩薩」がある。教科書にも掲載されている。
アルカイックスマイルと呼ばれる古典的微笑が有名だ。
エジプトのスフィンクスとモナリザとならんで世界の3つの微笑像と呼ばれているらしい。
写真撮影はできないので文字だけ。
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■1200中門
再び中門前まで戻る。
何度見ても3本の門は不思議だ。そういう目で見るからかもしれない。
時間に余裕があれば法輪寺に寄りたかったが、残念ながら帰る時間となった。

■1230JR法隆寺駅


[感想]
[1] 法隆寺についてはいろいろな説があるが、梅原猛氏の大胆な推理は面白い。私のような歴史オンチにも興味をそそる。
[2] 時間があれば散策コースを是非歩いてみたい。
[3]たまにはこのような観光ハイキングもええなあと思う。