熊野古道?やっぱり一度は行ってみたい感じするやん。
台風が通過するのを待ってから行ってみよ。
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【和歌山】熊野古道 大日越ハイキング 2016
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記録:2016.09.23
天候:曇り時々雨
場所:熊野古道 
出発:湯ノ峰温泉
到着:湯ノ峰温泉
ルート:[1]湯ノ峰温泉→ [2]熊野本宮大社前→[3]大日越え登山口→ [4]月見ヶ丘神社→[5]鼻欠地蔵→ [6]湯峯王子→ [7]湯ノ峰温泉
Map:20160923_dainichi_root

歩行:1時間
歩数:6320歩
距離:約 3Km
高低:20160923_dainichi_koutei

備考:
BV:★   (不向き)
CS:★   (不向き)
BS:★   (不向き)
VS:★★  (興味があるなら)
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■0815自宅出発
肌寒い朝だ。で、曇り空。
台風が過ぎ去った後は、台風一過ということで、めっちゃええ天気になっていなければならない。
なのに、まったくそんな気配はない。天気予報では雨が降るとか言っている。
しかし、そんな天気予報は当たるはずはないと勝手に決めて出発した。
これから片道220kmを爆走して熊野古道へ向かうのだ。

■0937紀ノ川サービスエリア
やっぱり、少し肌寒い。そして曇り空。見上げると雨が降りそうだ。
運転疲れを癒やすべく、 200円のアメリカンコーヒーとあんパンを食べる。
粒あん入りがなんかおいしい。年やな、これは。
こんな所へ来てもなおアンパンを食べるとは。山といえば、あんパン、もしくは、どら焼き。

■1040 印南サービスエリア
時折、強い雨が吹きつける。雨やん。思いっきり降ってるやん。あかんやん。
阪和自動車道はグングン伸びてる。「紀勢自動車道」というそうな。
南紀田辺ICから上冨田ICまでの8kmは無料で走れる。ラッキー。
上冨田ICからはR42号を走り、途中でR311号に入る。
信号もないし、うっかりするとスピードが出てしまう道路やな。あぶない。
中辺路町の中をくねくねと通り過ぎていく。

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湯の峰温泉の駐車場は無料のようだ

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こぢんまりとした温泉街

■1220湯ノ峰温泉近くの駐車場
予定より1時間も早く着いてしまった。がらんとしている。無料のようだ。10台くらいが駐車している。
キャンプ禁止。そう書いてある。だれがこんなところでキャンプするねん。
と、見ると。改造キャンピングカーが1台停まっていて、すぐそばでおばあちゃんがこっちをじっと見ている。
ん?ひょっとして、有料駐車場の管理のおばあちゃんかもしれんな。住人オーラがでている。
目が合ったら、ぷいと横向いて車の中に入っていった。
えっ、あんたらここでキャンプしてるんかいな?

すでに駐車している10台ほどの車をよくよく観察していると、タオルを片手に通りに向かって歩いて行くではないか。
はは〜ん。近くの温泉に歩いていくねんな。ちょっと地図をみると歩いて2分のところに温泉がある。

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温泉の近くを流れる川の真横に温泉源があった

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すぐ横の川は流れが速い

■温泉の温度は90度以上
公衆浴場とある温泉の前には小さな橋がかかっていて、川に降りられる。
そこに、一坪ほどの広さの温泉源がポツンとある。説明書きには90度以上の温泉だと書いてある。
西暦23年に見つけられたとか。日本最古の温泉らしい。

お湯をのぞき込んだら、ゴボゴボとお湯が湧き出ているのがわかる。
すぐそばにはゆで卵をつるしてある。すぐできそう。

温泉には、公衆浴場があって次から次へと客が訪れている。すぐそばのつぼ湯は予約制のようだ。

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公衆浴場に来てたんや

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熊野本宮本社前にて

■1324バス
1時間に1本しかないバスに乗る。ここから熊野本宮大社までバスに乗って、そこからここへもどってくるという作戦だ。
ネットで調べるとバス代は300円とある。
時刻どおりにバスがやってきた。すでに3分の2は乗客で埋まっている。
ここから折り返して、Uの字型に迂回して熊野本宮大社へ向かう。

一旦、進行方向へ進んでからぐるりと方向転換して、もと来た道を南下していく。
バスに乗っていると料金がグングン上がっていく。バスの電子料金表の最高金額は1950円だった。
手元の整理券の番号と比べていると、310円?。っておかしい。
すると、川の湯温泉まで戻って国道311号を東進したとたん、料金が240円に下がった。
ほほう。そういう仕組みかいな。

バスのアナウンスで、次は「熊野本宮」と言うので降りようとした。
後ろに座っていた、白人の男性2人も慌てて降りようとやってきた。
運転手が大社へむかうならここじゃないと言う。「熊野本宮大社」で降りろって。
あ、そう。と席にもどる。白人の兄ちゃんたちも戻る。涼しいのに上着はランニング姿だ。
妙にテンションが高い。うれしそうにしゃべっている。
結局、熊野本宮本社で下車。

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大鳥居はよく目立つ

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「おおゆのはら」って読む

■1340熊野本宮大社
雨は降っていない。どうやら上がったようだ。ラッキー。
大社前の通りはがら〜んとしている。ていうか、のっぺりしている。
妙に広い歩道をブラブラ南に歩く。遠くにデカい鳥居が見える。
本来はそのルートを歩かないといけないが、今日のところは大日越えに行くと決めているので最短コースを歩くことにする。
「大斎原」と書いて「おおゆのはら」って。読めるかいな。とかぶつぶつ言いながら歩く。

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ここを右へ入る

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地味な大日越えの登り口

■1400大日越え登り口
「八屋」という謎の店の横を右に折れ道なりに進む。橋を渡って突き当たりの交差点。
すると、ちいさなプレートに「雲の古道大日越登り口」が見えた。なんか見覚えがある。
へえええええええ、って、ここは、「熊野本宮」のバス停やん!
そんなら、最初に降りてるって。とか、またまたまたまたぶつぶつ言いながらも進むのであった。

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全行程の説明が丁寧な感じ

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ちょっと熊野古道の風情が感じられる

全行程は3.4kmとある。
普通に歩いたら1時間ちょっと。ガイドマップには標準所要時間は1時間45分とある。
しかし、距離は短いものの厳しい登りの階段が続くコースとある。
よっしゃ、そうでないとな。ぬるいハイキングはいらん。ハードなやつがいい。

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熊野古道はこんな感じ

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ごくごく普通の山道やけど

熊野古道と思うから、ありがたみが増すんやろな。よくよく見たら、フツーの道。それも階段が続くだけやん。
少し歩いたら汗が噴き出てきた。ま、しかし、雰囲気は大事やな。

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月見ヶ丘神社のお神水

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だれもおらん

■1424月見ヶ丘神社
急な階段を上りきったら、ぽかっと板小屋風の建物が目に入った。
ん?これなんなん?神社にしては風格がなさすぎるし。
よくよく見ると、手しゃくが3本置いてある。神水とある。

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月見ヶ丘神社に決まってる

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ええ感じの道が続く

そうか、やっぱり神社や。そうみると、それらの小屋も神々しく思えてくるから不思議だ。自分の脳がだまされる。
せやけど、神社の標識くらいないとアカンと思う。

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謎のプレート

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鼻欠地蔵

■1445鼻欠地蔵
ガイドマップ的には、鼻欠地蔵なるものに遭遇する予定なのだが、謎のプレートを発見した。
えっ、なんなんこれ。あとでネットで調べてみよう。とりあえず写真に収める。
ふと、20メートル先を見ると、1人のハイカーらしき人がじっとこっちを見ている。
あ、ハイカーや。このコースで初めて会った。
近づいて、明るい声で「こんにちはー」と挨拶すると。
「あの石標は、よくわからないんですよ。」
「はあ。」
「なんでも一遍上人が、南無阿弥陀仏と書いたとか。言われてるんですが。」
「よくご存じですね。どちらからこられたんですか?」
「はい。私はこのあたりの持ち主です。」
「...。」
そう、所有者の方だったのだ。そして、目の前にあったのが鼻欠地蔵なのだ。
世界遺産に指定されたのだから、もっと訪問者にわかりやすくしたいのだがと前置きして。
どうやら、自分で案内板を立てることはできないらしい。行政の仕事なのだとか。
でも、行政は動かない。もう、かれこれ2年は経っているとか。さもあらん。
親切な説明にお礼を言って先に進んだ。なんだか、ラッキーしたような。

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まあ、この標識があるから迷わんな

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湯峯王子のお宮

すぐに急坂になった。登りのときより、坂が急なので膝にきそう。
下から、欧米系の女性バックパッカー2人がキリリとした表情で登ってきた。
こちらを見るなり、先頭の女性が左手を軽く挙げてハーイとヤンキー風の挨拶をする。
こんにちはーと大きな声で挨拶すると、ニカッって笑ってすれ違う。
2人目の女性の左腕には派手な入れ墨がたくさん見える。ちょっと、彫りすぎやで。
とか、思いながらただただ笑顔。向こうも笑顔。

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高浜虚子の作品という

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つぼ湯

■1514湯の峰温泉
6320歩。
やがて湯峯王子に到着。ま、普通の鳥居があって。という感じ。誰もいない。
う〜ん。明らかに寂しい。ちょっと、物足りない何かがある。

そこから、道なりに歩いて降りていくと、出発地点のつぼ湯に出合う。
この「つぼ湯」。なんと世界遺産らしい。びっくり。
日本最古の温泉という。完全予約制なんだとか。
よくよく見ると、入れるスペースが狭いので、利用できるのは一組がやっと。
だから予約制。15分くらいなんだとか。めっちゃ熱そう。

■1520駐車場
ま、とにかくゴールに着いてほっと一息。
雨も降らなくてよかった。

これから渡瀬温泉に向かうことにする。
明日は、発心門王子から熊野本宮大社までのコースを歩く予定。
晴れろ晴れろと念じる。


感想
[1] このコースは、湯峯温泉から出発するほうが楽かもしれない。そのほうが膝にやさしい。
[2] もう少し早く出発すれば、ゴールの湯の峰温泉の公衆浴場で温泉に入れる。
[3] 行程としては、急坂だがせいぜい1時間なので恐るるに足らず。
[4] 腹ごなしにはいいかもしれない。